【ダーツの魅力をたくさんの人に知ってほしい】
華やかなルックスと明るい性格、そしてダーツの強さで多くのファンに愛されている佐々木沙綾香選手。
JAPANツアーには2013年から参戦し、初年度にしてSTAGE17では優勝を経験した。そんな彼女の素顔に迫ってみた。
■あえて華やかな格好をして、“観られる”ことを意識
初出場の年から、多くの決勝の舞台を経験してきた佐々木プロ。彼女が舞台にあがるたびに目に飛び込んでくるのは、キュートなピンクのユニフォームだ。彼女は試合にのぞむにあたり、見た目にも気を配っている。
「服装やネイルには気を使っています。かわいい格好をすることで、自分でも気合が入るとうか。それに目立つ格好でもあるので、『下手なプレイはできないぞ』といい意味で自分にプレッシャーがかかるんです。
ダーツは観られるスポーツでもありますし、そういうちょっとしたところでも試合を盛り上げていけたらと考えています」
■ダーツは人とつながれるスポーツ
佐々木選手がはじめてダーツをプレイしたのは、お兄さんが経営する店に遊びに行った時のことだった。
「兄が東京でダーツバーを経営しており、そこではじめてダーツを投げました。それが、本当に楽しかったんです! ダーツをしている人っていい人が多いと思いませんか?
ダーツをプレイすることも好きだけど、その時は、いろんな人とのつながりが出来るのが嬉しかったんです。それから一気にダーツにはまりました。上達するために、ダーツマシンのある漫画喫茶に行ったこともありましたね。
でも、一人で練習していても、あまり楽しくはなかった......。やっぱり、『人とのつながり』っていう部分に大きく惹かれていんです。
さすがに今は個人での練習も大切だとわかっていますけどね(笑)
■これから徐々にエンジンをかけていきたい
インタビューの最中も、多くのファンやダーツプレイヤーから声を掛けられる佐々木選手。
どんなときでも明るい対応をする心がけや、先述した見た目でもファンを楽しませようというサービス精神、そして日々の練習方法などからもプロ意識の高さが感じられる。
「たとえ短い時間の練習でも、それが大会であるかのような緊張感をもって投げるようにしています。
例えば、『今は決勝戦で、ここでスリーインアベッドを入れないと負ける!』というふうに。
この練習のおかげで、本番ではあまり緊張せずに投げることができます」
華々しい活躍が期待される佐々木選手に、今年度の目標について聞いてみた。
「JAPAN LADIESの年間ランキング1位を目指しています。
今年はあまり出だしがよくありませんが、応援してくれるファンの皆さんのためにも、これから徐々にエンジンをかけていけたらと考えています!
JAPANや自身の試合がきっかけで、ダーツを好きになってくれる人が一人でも増えると嬉しいという佐々木選手。
これからいったいどんな戦いで観客を魅了してくれるのか、佐々木選手の今後に期待したい。
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