12月1日(土)、香港にて「THE WORLD 2018 GRAND FINAL」が開催されます。ソフトダーツの世界選手権THE WORLDで、今シーズンの上位8名とワイルドカードトーナメント勝者4名のみが出場できるGRAND FINAL。
DARTSLIVE OFFICIAL PLAYERの日本人選手からは、年間ランキング6位の村松治樹選手と7位の勝見翔選手が出場します。そこで今回は、輝かしい戦績を持つ勝見選手の強さの理由をご紹介します。
いかに自分を乗せていくか
GRAND FINALへの出場は今回で5回目の出場となる勝見選手。これまでの戦績に、THE WORLDステージ優勝やSUPER DARTSでの優勝、プロツアーJAPANでの年間ランキング1位などがありますが、その強さはどうのようにして培われてきたのでしょうか。
「やっぱり当たり前のことかもしれませんが、練習ですね。僕の普段の練習方法は、カウントアップとクリケットカウントアップの目標スコアを決めて、ひたすら投げ込む。今は昔ほど練習時間を作れていないのですが、それでも毎日5時間くらいは練習しています」
1日5時間の投げ込み―。ストイックな姿勢に驚かされますが、勝見選手はダーツを投げるときの「気持ち」も大事にしているといいます。
「なんとなくで投げてしまうと、やはり『なんとなく』なダーツになってしまうので気持ちも大事にしています。たとえば『ダーツ楽しい』とか『絶対入れてやる』とか。そういう思いを何かしら持って投げることが大切だと思いますね。いかに自分を乗せていくか、というのはフォーム以外で、かなり重要なことだと僕は思っています」
自分のスローに集中すること
どんな競技においても、いざ本番となると緊張から実力を発揮できない状況に陥りがちですが、そんなとき勝見選手はどのように対処しているのでしょうか。
「その試合や舞台に思い入れがあればあるほど緊張します。そういうときは、相手のダーツを考えずに自分のスローに集中する、これに尽きると思いますね」
勝見選手の試合を観たことがある人ならば、その言葉の意味が分かるのではないでしょうか。試合の重要な局面で、相手の選手を寄せ付けないような、自分だけの世界に入っているシーンを見たことがある人も多いと思います。
勝見選手にとって強い思い入れがある大会だというTHE WORLD。その最終決戦、GRAND FINALで、今年はどんな強さを見せてくれるのでしょう。ストイックな努力と極限の集中力から生まれるパフォーマンスに注目です。
勝見翔選手が出場する、「THE WORLD 2018 GRAND FINAL」は12月1日(土)開催。
世界選手権にふさわしく、ソフトダーツの最高峰プレイヤーが香港に集結します。
その頂点に立つのは誰なのか。
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